2.ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー(東野圭吾、1993)

要約と感想

あるひとつの殺人計画を3人組で決行しようとなった時にそのうちの1人が逆に殺され、それを軸に話が展開される。終始ハラハラさせられて面白かったが、感動や考えさせられるなーという感情はあまりわかなかった

面白かった所

犯罪者側も謎を追い、警察側もまた謎を追うという構造が私には新しく感じて面白かった。(よくあるパターンで単純に私の推理小説の読む量が少ないのかもしれない)

300ページ前後の文庫本1冊という制約もあるからとも思うが、心理描写が少ないように感じ、なんだかあまり気持ちがうまく乗らなかったが、康子のお腹の赤ちゃんの父親は実は専務だったりと伏線回収で謎が明らかになっていく様は面白くて結局楽しく読めた。

あまり筆が進まないのでここまでにするが、推理小説として面白いが私はあまり惹かれなかった、そんな印象の本だった。私の読解力と文章力が足りないかもしれない。

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