4.神の子供たちはみな踊る(村上春樹、2008)

読んでから時間が経ってしまい、手元に本がないため詳細は割愛するが、今でも印象に残っているものを書きたいと思う

強く印象に残っているのはカエルがミミズと戦う話だ。地下の巨大ミミズが原因で地震が起こるとされていたが、映画「すずめの戸締り」を思い出した。あれも似たような設定だった。実際にそういった過去の伝説か、文献が残っているのかもしれない。もうあまり話の内容を細かく覚えていないが、カエルがミミズに立ち向かうことに必要なことは主人公の応援と勇気であったり、カエルが最後消えるときには読者の私も悲しくなってしまうぐらい、カエルに愛着を持ってしまうようなキャラクターであったりと、作者の発想力が面白いと思う作品だった。

タイトルとURLをコピーしました